プライドを捨てた麻婆
たかが麻婆豆腐にネット通販で本格的な材料とか揃えちゃったりなんかして、病気じゃないの?
なんてことは(直接は)まだ言わていませんが、私も麻婆豆腐を作る敷居を自分で高くしてしまっているのは事実かもしれません。
そこで本日はスーパーで買える材料のみで作ってみることにしました。
◆材料
・豆板醤 大1
→いつもはピーシェン豆板醤というものを使っていました。
・豆鼓醤 大1
→いつもは使いません。
・豆鼓 大1
→いつもは永川豆鼓というものを使っていました。
・唐辛子粉 大1
→一味唐辛子でいいです。
・ニンニク&ショウガ
→チューブでOK。
・豆腐 一丁(400g位)
→しっかりした木綿を。
・ネギ 適量
・花椒 適量
・油 大6
・スープ 200cc(鶏がらスープの素を薄く)
・胡椒 適量
・焼酎 大2
・水溶き片栗粉 適量
◆炸醤の材料
・挽肉 100g→牛肉or牛豚合挽き肉
・甜面醤 大2
・醤油 大1
・油 分量外
まずは炸醤(ジャージャン)を作っておきます。
1.多めの油で挽肉を中火で炒める
2.カリカリになったら火を弱め、甜面醤と醤油で味を付ける
3.取り出して置いておく
あとは、これらの準備を行っておきます。
・豆腐をさいの目にきっておく
・ネギを刻んでおく
・花椒をすり鉢で粉末にしておく
コンロを2つ使います。
豆腐を茹でる鍋と麻婆豆腐を作るフライパン。
豆腐を茹でる鍋にはお湯を沸かしておきます。
1.油、豆板醤、唐辛子粉、ニンニク、ショウガをフライパンに入れ、火をつけます。中火。
2.フツフツしてきたら弱火にして、かき混ぜながら油が真っ赤になるまでじっくりと油と辛味を馴染ませます。
3.中火にして豆鼓醤、豆鼓、作っておいた炸醤、焼酎を投入。良く混ぜ合わせます。
4.スープ、胡椒、を投入。味を見て薄いようなら醤油(分量外)を足します。
5.フライパンのスープが沸くまでの間に豆腐をさっと茹でます。豆腐が熱くなるまで数秒間でOK。
6.茹でた豆腐をフライパンに投入。
7.2分程煮て、ネギを投入し、ざっと混ぜ合わせます。豆腐を傷つけないように。
8.水溶き片栗粉でトロミを付け、強火にします。
9.油(分量外)を回し掛け、強火で1分ほど放置。すごい勢いで煮立って焦げますが気にしない。
10.盛り付けて花椒を振りかけて完成。
豆鼓は半量を刻んで入れるほうがいいかも。あまり豆鼓の香りが出ませんでした。ちなみに豆鼓醤(トウチジャン)は深みが足りない豆板醤と豆鼓を補う目的もあります。これは結構有効でした。
辛くする場合は唐辛子粉の量を増やして。豆板醤を増やすと塩分調整が難しくなります。顆粒スープを使う場合は更に塩加減が難しいかもです。なるべくスープは薄味に。しょっぱくする分には後で調整できますからね。
豆腐は熱が通ると食感がみるみる変化していきますので、可能なら出来立てを頂きましょう。湯通しの時間が長すぎてもいけませんね。そこはテキパキやりたいところです。
それと、花椒ゴリゴリは面倒でもやってください。鮮烈な香りはスーパーでおなじみ有紀食品(youki)のものでも十分。是非お楽しみあれ。花椒粉も売っていますが、香りを比べると挽きたての良さが分かります。
油が多いように思えますが、麻婆豆腐とは辛い油の中に泳ぐ豆腐と肉を食べるものです。ようこそ、メタボワールドへ。
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