鶏胸肉を美味しく食べる

鶏胸肉を美味しく食べる

写真はrazza流の棒棒鶏。そもそも茹でた鶏肉を棒で叩いて柔らかくすることから名付けられたそうですが(本当かな・・・)、胸肉も上手に茹でれば叩かなくてもしっとり柔らかになります。





鶏胸肉を美味しく食べる

この茹で方を知ってから胸肉に対する見方が変わりました。TSURUYAの100g29円の胸肉でもバッチリ美味しい。

1.鍋に湯を沸かす
2.中火に落として鶏胸肉を入れる。臭み取りの野菜(ネギや山椒や生姜など)も少々入れる。
3.3分茹でて火を止める。
4.蓋をして冷めるまで放置。(1~2時間程度)

簡単です。「冷めるまで放置」に時間が掛かりますが、放置ですから。火に掛けるのはお出かけ前でも、寝る前でも。

しっとりとした柔らかさに驚きました。モモ肉より胸肉のほうがいい感じの出来具合。

そもそも肉に火を通すとなぜ硬くなるのか。68度を越えるとタンパク質の分水作用が働き始めて変性するためです。即ち、なるべく低温をキープすることによりタンパク質の変性を極力抑えるのがポイント。但し、雑菌の繁殖を防ぐため一旦肉を高温状態に持っていく必要があります。

この放置する調理方法は理想的とは言えないものの、ポイントは押さえられていると思います。でも、夏場にはちょっと怖いですね。長時間の放置は止めた方が良いかもしれません。

razza流棒棒鶏

何が違うかって形状が違うだけですが。あ、豆腐が入っています。
俺は豆腐が好き。

次の材料を全部混ぜ合わせてタレを作ります。

・芝麻醤(大さじ3)
・酢(大さじ2)
・しょうゆ(大さじ2)
・ごま油(大さじ1)
・砂糖(大さじ1)
・みじん切りのニンニク(少々)
・みじん切りのショウガ(少々)
・みじん切りのネギ(少々)

茹で鶏をキューブ状に、豆腐をキューブ状に、きゅうりを同じぐらいの大きさに。
タレであえます。豆腐が崩れるので優しくね。
盛り付けたらゴマを振ってラー油をかけて完成です。



鶏胸肉を美味しく食べる

鶏の茹で汁で一品。
ナンプラーで味を付けて、ほぐした鶏、もやし、ネギを入れてエスニックスープ。
見た目ショボイですが味はまあまあ。
ライスペーパーを砕いて入れました。


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2008年02月08日 Posted byrazza at 00:18 │Comments(5)男的料理

この記事へのコメント
放置プレイ様々(笑)
私はクックパッドで見つけた鶏ハムなるものを作ってみようと、胸肉を買ってきてあります。明日仕込んでみようかな。
Posted by まる at 2008年02月08日 00:55
理論も完璧ですね、なるほど!
そうしたテクがあったのですね…。
これで棒で叩く必要がなくなりましたw
確かに肉は茹で過ぎると硬くなりますが、
そういう作用の上だったのですね。
Posted by SOJA at 2008年02月08日 08:39
まるさん、
放置プレイ様々ですよー。
光熱費も節約できますし、温度管理も不要。簡単です。
鶏ハム、私もよく作りましたよ。当時2chで流行ってました。
上手にできると感動的です。

SOJAさん、
生肉的な柔らかさと違いますが、変性を逆手に取る方法もアリですね。
例えば「いわい」のチャーシューなんかがそうです。
逆に「大輝」や「ひづき」は温度管理の賜物と思います。
Posted by razza at 2008年02月09日 20:44
炊飯ジャーで同じことができますよね。

・室温に戻した鶏肉に熱湯を浸る程度に入れる。
・「保温」状態にして1時間
生姜やらネギやらは適当に、でジューシー胸肉になりますね。
鶏はむもよくやりましたが、ハム自体の出来よりも
スープがやたらとうまく出来上がるのがクヤシイデス!(笑)
Posted by 金の字 at 2008年02月09日 22:30
お、さすがですね。
私もチャーシューを作るときには炊飯器のお世話になります。
鶏ハムのスープ、確か黄金スープとか呼んでましたよね。
悔しくも重宝するんですよね。妙に美味しい(笑)
Posted by razzarazza at 2008年02月09日 23:32
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