ラーメン以外。

一般的には焦がしたニンニクの油をマー油と呼んでいます。マー油だけを舐めると単なるニンニク風味の苦い油なのに、豚骨ラーメンに合わせると劇的に味が変化します。不思議！！

簡単に作れますよ。

乾燥スライスニンニクを使うと簡単です。油に入れて火にかけます。油はサラダ油でもラードでもゴマ油でも。

火力は弱火が良いと思うのですが、香りを移した油だけを使うわけではないので、中火でも強火でもいいような気がします。でも弱火で。



これぐらい黒くなれば良いでしょう。あまり焦がさなくも違う風味のマー油になります。



フライパンから焦げたニンニクだけを入れてすり鉢でゴリゴリします。最初から油を入れてしまうと滑らかになりません。粒子が認識できなくなるほどすり潰しましょう。



フライパンに残った油を入れます。墨を油に溶くようなイメージです。

簡単に滑らかで真っ黒なマー油ができましたね。

ただこれを家で何に使うのかが課題です（笑）

１．カップラーメンに入れてみる
２．ちゃんと自作ラーメンを作る
３．こっそりラーメン屋に持ち込む
４．墨汁の代用

是非「２」にチャレンジしてみてください（笑）




マー油豚汁
これは酷い創作料理（笑）
実は豚汁を作った際に何か一味加えようと思ってマー油を作ったのでした。

豚汁は普通に。
１．根菜類と豚肉を炒める。
　　本日は大根・人参・じゃがいも。あとは生姜少々。
２．出汁を入れる。
　　本日は手抜き。鶏がらスープの素とほんだし。
３．根菜類が煮えるまで弱火でグツグツ。
　　その間にマー油を作ります。
４．ちぎった豆腐、ネギを入れる。
５．味噌を入れる。
６．盛り付けてマー油を少々。

さて一口・・・・うっ。
写真の量だとマー油入れすぎですね（^^;

マー油の香りと味噌汁の相性は悪くないと思います。
味噌汁と香味油のコンビネーションは新たな境地かも。
おおお、創作意欲が！
すまん家族。